2010年10月11日月曜日
ダイオード並列接続の場合
ダイオードを並列に接続した場合の順方向特性の挙動についての
シミュレーションをPSpiceで行います。上記のように回路図を
描きます。DC解析を行うと下記の通りです。
VFは変わらず、傾斜が変わります。これは感覚的に覚えておいた
方がよい挙動です。ダイオードがパラの場合、どうなるのか。
回路解析シミュレーションだと簡単に動作を知る事が出来ます。
シミュレーションの様子はこんな感じです。PSpiceは、電圧と電流
のノードの計算をやってくれます。後は、ユーザーの方で、見やすく
画面の設定をすればよいわけです。
[お問い合わせ先]
株式会社ビー・テクノロジー
電話番号:03-5401-3851
メールアドレス:info@bee-tech.com
ダイオードの直列接続の挙動
ダイオードを4個直列接続した場合と単体ダイオードでの順方向特性
シミュレーションの比較を行います。上記がシミュレーションを行う
為の回路図です。採用したダイオードのスパイスモデルは、新電元工業
のD1N60です。ダイオードのなかでは定番の型名です。
シミュレーション結果は上記の通りです。VF分が加算された状態に
なっております。実験でこれを行う場合、カーブトレーサーという
測定機器を準備しなくてはなりません。回路解析シミュレータの場合、
直ぐに回路実験が出来ます。
*Analysis directives:
.DC LIN V_V1 0 10 1m
.PROBE V(alias(*)) I(alias(*)) W(alias(*)) D(alias(*)) NOISE(alias(*))
.INC "..\SCHEMATIC1.net"
**** INCLUDING SCHEMATIC1.net ****
* source SERIES
E_E1 N00375 0 VALUE { V(N00092, 0) }
D_D1 N00092 N01448 D1N60/SDG
R_R1 N01520 0 1m
V_V1 N00092 0 0Vdc
D_D_SINGLE N00375 N00399 D1N60/SDG
D_D2 N01448 N01471 D1N60/SDG
R_R2 N00399 0 1m
D_D3 N01471 N01495 D1N60/SDG
D_D4 N01495 N01520 D1N60/SDG
**** RESUMING dc1.cir ****
.END
上記は参考データです。
シミュレーションの様子は下記の動画の通りです。
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同一条件でデバイスをシミュレーションする場合
上記の回路シミュレーションの回路図は、D1,D2を同じ条件でシミュレーション
をさせたい場合の事例です。その場合、Eを使います。Eは、PSpiceの場合、ABM
ライブラリーにあります。スクリーンショットはこちらからご参照出来ます。
上記の事例は、DCスイープです。V1の設定は2つのダイオードに反映させます。
そうしますとシミュレーション結果は下記の通りになります。当たり前ですが、
D1とD2のダイオードは同一型名、同一モデルですので、特性も同じになります。
EVALUEのご紹介でした。
.DC LIN V_V1 0 3 10m
.PROBE V(alias(*)) I(alias(*)) W(alias(*)) D(alias(*)) NOISE(alias(*))
.INC "..\SCHEMATIC1.net"
.END
下記にシミュレーションの様子を掲載致します。
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理想ダイオードのスパイスモデルの設定方法
理想のダイオードをスパイスモデルで設定する場合、モデルパラメータは下記の
ようになります。ここでは、理想ダイオードは、DIDEALとします。
下記にネットリストを示します。
D(IS=0.01p N=0.1 XTI=0 EG=0)
また、デフォルト・ダイオードを表現したい場合の例は下記の通りのネットリスト
になります。
D1 5 0 DMOD11
.MODEL DMOD11 D()
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ようになります。ここでは、理想ダイオードは、DIDEALとします。
下記にネットリストを示します。
D(IS=0.01p N=0.1 XTI=0 EG=0)
また、デフォルト・ダイオードを表現したい場合の例は下記の通りのネットリスト
になります。
D1 5 0 DMOD11
.MODEL DMOD11 D()
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LTspice用DCACインバータのスパイスモデル
DCACインバータのスパイスモデル(スタンダード版)のご提供です。
このスパイスモデルは、全体シミュレーションにてDCACコンバータ
をブロック的に使用出来ます。パラメータにスペックを入力する
だけで、等価回路内で機能が反映されます。
ビー・テクノロジーでは、DCACインバータのハイスペックのデバイス
モデリングを行っておりますが、全体システムシミュレーションの
場合、そこまでのハイスペックが要求されないため、簡単に扱える
事が出来るスパイスモデルのご提供を開始致します。価格は15,750円
(税込み)です。
[新製品の背景]
LTspiceには導入時に色々なスパイスモデルのライブラリーがあり
ますが、パラメータベースで使用できるDCACインバータのモデル
が無く、自分で等価回路モデルをモデリングするしか手段があり
ませんでした。ユーザーから、簡易的でも良いからパラメータを
入力するだけでモデル化できる等価回路モデルのニーズにより、
生まれた製品(等価回路モデル)です。
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LTspice用のDCDCコンバータのシンプルモデル
シンプルモデルのLTspice用モデルのご提供を開始致します。
DCDCコンバータのスパイスモデル(スタンダード版)のご提供です。
このスパイスモデルは、全体シミュレーションにてDCDCコンバータ
をブロック的に使用出来ます。パラメータにスペックを入力する
だけで、等価回路内で機能が反映されます。
ビー・テクノロジーでは、DCDCコンバータのハイスペックのデバイス
モデリングを行っておりますが、全体システムシミュレーションの
場合、そこまでのハイスペックが要求されないため、簡単に扱える
事が出来るスパイスモデルのご提供を開始致します。先ずはLTspice
用の等価回路モデルからのご提供になり、価格は15,750円(税込み)
です。
[新製品の背景]
LTspiceには導入時に色々なスパイスモデルのライブラリーがあり
ますが、パラメータベースで使用できるDCDCコンバータのモデル
が無く、自分で等価回路モデルをモデリングするしか手段があり
ませんでした。ユーザーから、簡易的でも良いからパラメータを
入力するだけでモデル化できる等価回路モデルのニーズにより、
生まれた製品(等価回路モデル)です。
現在、DCACコンバータのモデルを開発しております。
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